ヤロウの栽培方法：ハーブ はじめての育て方

「ハーブ はじめての育て方」は移転しました。
→「ハーブ はじめての育て方」

• 科名：キク科
• 学名：Achillea millefolium
• 種類：多年草
• 和名：
• 別名：ノコギリソウ

日当たりのよい場所でよく育ち、水はけのよい、栄養豊富な土が向いています。

ヤロウは寒さにも暑さにも強く、痩せ地でも日かげでも育ちます。 ヤロウは地下茎が基部から多数発生してドンドン広がります。庭や花壇などに植える場合は、広がり過ぎを防ぐため、板などを差し込んで仕切るとよいです。 株分けは地下茎の先から出た新芽を切り取って植えます。 茎葉を利用する場合は、花が咲くと葉が堅くなるので開花前に刈り取ります。花を利用する場合は、開花直後に株元で切り戻すことにより再び花をつけてくれます。

高さが１m近く高くなるので庭での栽培のほうが向いています。鉢で育てる場合は、株分けを兼ねて年に２回大一回り大きな鉢に植え替え、根づまりや老化を防ぎます。

　　　　　 ヤロウの根から出る成分は近くに生えている植物の病気を治す力があるといわれています。 花は美しく乾燥させてドライフラワーやポプリとしても楽しめ、ガーデニングとしても十分楽しめます。 現在は観賞用として利用される事が多いようですが、葉を食用としたり、傷口には生の葉を温湿布にしたり、鼻血には生の葉をもんで花に詰めたりします。 ハーブティにすると発汗をほどこしたり、血行をよくし、血圧を下げる働きがあるといわれています。