種まきのまき床の方法

まき床の方法


「ハーブ はじめての育て方」は移転しました。
「ハーブ はじめての育て方」


ハーブの種蒔き方法は、「育てる場所に直接種を蒔く直播き」と、「容器に種を蒔いて(まき床)、大きく育ったら、鉢や花壇に定植する」方法があります。

まき床の方法

たねまきの時期は、そのタネの発芽の適温の温度によります。種子の袋に適温が示されているのでそれに従います。おもに秋まきと春まきがありますが、適温さえ保てれば、発芽させることができます。

ただ、あまり秋の遅くにまくと、冬を越すのに必要なほど生長せずに弱い株になってしまうので注意が必要です。

まき床に必要な道具は鉢、鉢皿、鉢底網、培養土、わりばし、新聞紙などです。

まき床というのはタネをまく場所のことです、 育苗箱を使いますが、普通のお家では底の浅い鉢などで大丈夫です。

・底に鉢底網を敷き、鉢底石を入れます。
・土は新しい培養土を用意し、鉢の深さの8分目まで。培養土を入れます。
・そして種をまきます。
種子まきの方法は主に「すじまき」「バラまき」「点まき」の3種類あがります。
どの方法もタネが重ならないようにまきます。
「すじまき」はまき床に割りばしなどで5〜10mmの深さの溝(すじ)を漬け、そこに種をまいていきます。
直径20cmの鉢なら溝は3本ほどです。 発芽したら間引きをしていきます。
「バラまき」はまき床全体に種をばらまく方法です。
「点まき」は1ヶ所に2〜3粒ずつ数か所に播く方法です。
発芽後は1箇所に1本だけが残るように間引きします。中粒から大粒の種に向いている方法です。
・タネをまいた後はごく薄く土をかぶせます。
そして、水を張った深めの鉢皿を用意してタネをまいた鉢をその上に置き、水を吸収させます。
・水が底から上がってきたら鉢より大きめに切った新聞紙を湿らせて上から覆います。新聞紙は温度を保つためで1枚でいいです。2〜3枚重ねると発芽しにくくなる場合があります。
・しっかりとした苗に育ったら、適当な場所に定植します。