ディル()
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ディル
- 科名:セリ科
- 学名:Anethum graveolens
- 種類:1年草
- 和名:イノンド(伊乃牟止)
- 別名:ジラ(時羅)
種まき | 春(3〜5月)、秋(9〜10月) |
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植えつけ | 4〜5月、9〜10月 |
日当たり | 日なた〜明るい日かげ |
水やり | たっぷりと〜普通 |
土 | 肥沃 |
開花期 | 5月〜7月 |
殖やし方 | 株分け、さし木 |
寒さ | 耐寒 |
ディルの育て方
ディルはフェンネルによく似ていて、傘を広げたような形の小さな黄色い花を咲かせます。 日当たりのよい場所でよく育ち、水はけのよい土なら土質は選ばずによく育ちます。
種をまいて育てます。春まきと秋まきがありますが、秋まきの方が花が咲くまでの期間が長く、葉の収穫も長くできます。移植を嫌うので、直まきにして、間引きながら株間を空けていきます。
丈が1mほどに生長するので、20〜30cmぐらいに育ったら、早めに支柱を立てたり、根元に土を寄せたりして倒れないようにします。
乾燥を嫌うので、土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えます。特に真夏はこまめに水を与えて水切れさせないように気を付けましょう。
一年草ですので、植え替えたりする必要はありません。
ディルの利用法
ディルはかすかな辛みと独特の香りがあり、ヨーロッパでは古くから幅広く料理に使われる一般的なハーブのひとつです。全草に鎮静作用があり、ハーブティーとして飲むと、胃の不快感や腸内ガスを減らすといわれています。
花付きの枝葉と種子をビネガーに加えて野菜とともに漬け込んだピクルスは、ディル風味のピクルスとして広く愛されています。
セリ科のハーブは、内側から新芽が育つので、外側の葉から収穫していきます。種子を結ぶと枯れてしまうので、葉を利用したい間は、花芽を摘み続けるようします。
種子は、色づき始めたところで枝ごと切り取って、室内でしっかりと乾燥させます。
ディル Dill茎、葉や開花前の蕾は、肉、魚、卵料理やスープなどに入れて使います。若葉は、バターやクリームチーズに練りこみ、種子や花は、ピクルスやビネガー、オイルに漬け込みます。
利用部分 | 方法 |
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茎、葉 | 肉、魚料理やスープなどに |
花、種子 | ピクルスやビネガーに |